11/12・13日に大阪で開催されたCSPTに受付ボランティアとして参加してきました。
CSPTとは広島国際大学の蒲田教授が提唱しているリアラインコンセプトを学べる理学療法セミナーで、当店の基盤となるものです( ´∀`)
怪我や痛みには、器質的(骨が折れたなど)な問題や機能的(骨盤がずれている等)な問題から起こってきますが、CSPTは全身の絡み合う機能的な問題をクリアにする[治療の設計図]を学べるんですよ。
この設計図と言うのがポイントで、どのような素晴らしい治療テクニックがあっても設計図が間違っていたり見当違いな解釈していたら役に立ちません。
だって、IKEAで買ってきた商品に組み立て方の記載がなかったらどうなります??って話です(笑)
なので、治療として[部品の寄集め]ではなく[完成品]を提供するために必要なことです。
痛みから解決されないまま[治療難民]として当店に来られる方も、[治療の設計図]で機能的な問題をクリアにすることで症状が改善しています。
興味のある方は、以下を参考にして下さい
CSPTの詳細は http://www.glabshop.com/cspt2016/より転記してしております。
CSPTとは、GLAB代表の蒲田和芳が提唱する「リアライン・コンセプト」(治療理論)とリアライン・コンセプトを進める上で必要な「治療技術」を習得できるセミナーです。
リアライン・コンセプト(治療理論)を習得していただくことで、関節疾患の治療を進める上での「治療の設計図」を理解することができます。この設計図を理解することができれば、治療の判断に迷うことなく、治療においての進むべき方向が明確になります。
また、リアライン・コンセプトを進める上での「治療技術」を部位別に習得できます。組織の癒着に対して組織間リリース、筋機能低下に対して運動療法、不安定性や解剖学的因子に対して補装具療法を、実技を含め学ぶことができます。
セミナー内容
※項目をクリックすると詳しい内容のページへ移動します。
第1回:イントロダクション
全て治療方針を決めるうえで基本となる「リアライン・コンセプト」を解説し、実際に皮膚リリース、筋間リリース、組織間リリースを習得していただきます。その後のセミナーの基礎的部分となります。
第2回:骨盤
骨盤輪のマルアライメント、仙腸関節にストレスを及ぼす仙腸関節の開大(PSIS間距離の増大)のメカニズムを解説しつつ、じっくりと実技を行っていきます。
第3回:胸郭
投球動作において、上肢と下肢の間で、力をいかに効率よく伝達させるか、また腰痛との関連の評価・治療も含め、胸郭の重要な役割を実感していただきます。
第4回:腰痛・骨盤痛
痛みのメカニズムを骨盤と胸郭のマルアライメントとの関係性から推測し、マルアライメントを作っている原因因子の治療と、原因が解決しても残存する症状(結果因子)の治療を紹介します。
第5回:股関節
長引くことの多い「鼠径部痛症候群」を効果的、効率的、そして確実に治すために必要な発症のメカニズムを理解していただき、その原因と症状の両方を解決するための治療法を習得していただきます。
第6回:膝関節
2001年に蒲田が提唱した下腿外旋症候群の概念をさらに発展させ、膝関節のマルアライメントを確実に治し、関節周囲のどの組織にも負担のかからないような理想的な関節運動の獲得法を習得していただきます。
第7回:足関節
慢性足関節不安定症に代表される、ねんざの後遺症の原因となる距腿関節のマルアライメントを治し、安定した足関節背屈機構の再獲得する治療法を紹介します。
第8回:足部
アーチの低下に伴う、足部マルアライメントの病態を理解していただき、外反母趾に悩まされる足の治療法を習得していただきます。ヒールに悩まされる女性の足を守る手段にもつながります。
第9回:肩関節
腱板損傷、肩関節周囲炎、五十肩、様々に起こりうる肩の障害に対し、目指すべき理想のアライメント、可動域を理解していただくとともに、その治療方法を習得していただきます。
第10回:肘関節・前腕・手関節
野球肘によくみられる伸展制限を代表とする、肘から手関節にかけてのマルアライメントの理解とともに理想の関節運動を再獲得する治療法を紹介します。