五十肩に新治療法!

新生血管や自由神経終末による慢性的な痛みに徒手療法家は無力です。

当店は、身体機能を改善しても痛みが全く改善しない方に、こういった治療法があることをお伝えしております。

 

2016/11/05付 西日本新聞朝刊にこのような記事がありました

【五十肩に新治療法 患部から新たに増えた血管除去 久留米大病院が九州初導入】

最近の研究で、こうした強い痛みが慢性的に続く人の患部を血管造影検査で調べたところ、
炎症が引き金になって新たに細かく枝分かれした血管が生じ、同時に神経も伸びていることが判明。
この神経が痛みの原因とみられる。
新たな治療法は、局所麻酔後に、手首か、肘の内側の動脈から直径1ミリ以下のカテーテルを差し入れて
新生血管まで通し、薬剤でふさいで除去。
並走する神経を鎮める。
治療は1時間程度で終わり、日帰りできる・・・ 

“記事の詳細はこちら”

どうやら九州では初のようでしたが、この治療法は

江戸川病院の奥野先生が有名です。
ホームページは http://itami-plaza.com/

大阪では 都島放射線科クリニック

http://www.osaka-igrt.or.jp/consultation/region/catheter.html

が行っています。

一般の整形外科や整骨院で痛みが改善しない方は、血管が原因かもしれませんよ![/vc_column_text][vc_separator color=”blue”][vc_column_text]

運動器カテーテル治療とはどういったものなのでしょうか?

-以下は都島放射線科クリニックのホームページから転記しております-

疼痛とは

疼痛とは

痛みなどの感覚は、普通「神経」によって伝わります。血管と神経は、「対になって伴走している」ことが知られています。
血管と神経は一緒に存在しており、炎症が起き痛みのある場所に血管がたくさんできることが知られています。
これは、異常な血管が「生えてしまっている」状態で、この新しい血管の発生に伴い神経も増えてしまうことが知られています。
「異常な血管」の増殖と、それに伴う「神経」の発生が痛みの原因になっていることが多々あるのです。

運動器カテーテル治療では、この「異常に増えた血管」にアプローチします。余計な血管を減らすことで痛みを取り除き、正常な状態に戻す治療方法です。

運動器カテーテル治療とは

運動器カテーテル治療(TAME)

運動器カテーテル治療(経動脈的微細血管塞栓療法=TAME: Transcatheter Arterial Micro-Embolization)とは、
血管造影装置で血管の状態を見ながら、痛みの原因の元となっている異常な血管を探し、少量の薬剤を用いて微細な血管を塞栓(そくせん)する新しい治療法です。

主に保存的治療に抵抗性の関節の痛みに対して有効で、
肩関節、膝関節、股関節、肘関節、足関節などの長引く痛み(慢性疼痛)が治療の対象となります。

通常1、2回の治療で痛みを緩和させることができるので、何度もくり返し治療する必要はありません。
また、スポーツをしている人にとって治療後すぐにトレーニングに復帰できることも、「運動器カテーテル治療」の大きなメリットの1つです。

所要時間 : 約1~3時間(検査室入室~退室まで)

運動器カテーテル治療の対象となる痛み
  • 肩関節周囲炎(五十肩、凍結肩など):痛みで動きが制限されている状態
  • スポーツ慢性疼痛:テニス肘、野球肘、ジャンパー膝、ランナー膝、足底腱膜炎、シンスプリントほか
  • ひざや股関節の痛み:レントゲンでは正常でも痛みがあるという方
  • 腱炎、付着部炎、軽度の変形性関節症など
運動器カテーテル治療が向いていない痛み
  • 首や腰からくる痛みやしびれ
  • レントゲンで見ると変形が非常に強い状態
検査の実際

消毒・局所麻酔後、血管の中に細長いチューブを通し、痛みのある場所(肩や膝、足、肘、手、股関節など)まで移動させて、
少量の薬剤を注入する治療法です。
血管の内側には神経が走っていないため、カテーテルを移動させても痛みや違和感はありません。

※消毒薬や麻酔薬にアレルギーのある方はお申し出下さい。検査中、痛み・吐き気・手足の しびれ・気分不良などがありましたら、遠慮なく医師や看護師にお知らせ下さい。

検査後の注意

検査後は、針を刺した場所にガーゼをあて、病棟に戻り、約1~2時間ベッドの上で安静を保っていただきます。

特に異常が無ければ、針を刺した場所を確認後、帰宅できますので、日帰りで治療を行うことが可能です。

合併症
出血、皮下血腫
血管の穿刺部(カテーテルを入れた部位)からの出血や、穿刺部の皮下に血がたまる(皮下血腫)ことがあります。
造影剤による副作用
造影剤投与直後に副作用が発生する場合があります。熱感、嘔気・嘔吐、じんま疹などがあります。
ごくまれに、呼吸困難、血圧低下、意識障害などを起こすこともあります。
血管内膜損傷、動脈解離
カテーテルやガイドワイヤーの操作により血管の内面を傷付けることがあります。
治療に伴う合併症
発熱、疼痛、腹部膨満、嘔気、嘔吐など

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