体力が無いのは酸素不足のせい

体力向上は酸素を補給する能力

運動するとエネルギーを使いますよね。

その体力が少ないとすぐにエネルギー不足に陥ってしまいます。

その為、エネルギーを補給しエネルギー不足から脱出するには酸素を体内に取り込む必要がります。
酸素を体内に取り込む能力を測ることを VO2 Max( 最大酸素摂取量 ) と言い、人が体内に取り込むことのでき る酸素の一分間あたりの最大量 となります

要するに、運動中に酸素不足を起こさないように酸素を補給する能力を高めることで体力が向上します。
先に言うと、体力を向上させるトレーニングは2種類
・高強度のインターバルとレーニング
・有酸素運動(エアロビック)トレーニング

ところで、体内にあるエネルギーって何か知ってますか?

体内エネルギーって何?

アデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる物質が体内エネルギーの正体です

ATPとは
生体内でエネルギーの「通貨」としての役割を果たす物質。アデノシンに3つのリン酸がつながったもので、そのうちの端から2つが高エネルギーリン酸結合をしているため、加水分解されてリン酸が1つとれてADP(アデノシン二リン酸)、さらに1つとれてAMP(アデノシン一リン酸)になるときに大きなエネルギーが解放され、それが各種の生命活動のエネルギーとして利用される。ATPはまた、RNAの前駆物質としても重要。 (垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

エネルギーは補給し続けないと動けなくなる

筋肉の中には ATP (エネルギー)が少量しかなく、すぐに動けなくなります。その為、動き続けるには酸素と糖質(グリコーゲン)を使ってATPを作る必要があります

エネルギーはだれが(どこで)作るの?

酸素と糖質(グリコーゲン)を使ってATPを作る必要があります と書きましたが、実際にエネルギーを作っているのは、筋肉の細胞の中にある「ミトコンドリア」と言われる器官です。
また、ミトコンドリアは運動すると数を増やすことが出来て体力が向上します

どんな運動でミトコンドリアは増えるの?

強い強度のインターバルトレーニングと弱い強度の持久力トレーニングを6週間実施すると 強度のインターバルトレーニング をした方が明らかに生きの良いミトコンドリア量の増加が起こります。

また、有酸素(エアロビック)トレーニングを行うと、筋肉内に素早く糖を送り込む能力の向上と酸素とエネルギーを補給する毛細血管の増加が起こるのと同時にミトコンドリアの量も増加します

要するに VO2 Max( 最大酸素摂取量 ) を増やし

体力が向上するためには

・エネルギーを作るのには酸素とグリコーゲンが必要
・毛細血管が増加し糖と酸素の補給量を増やすことが必要
・ミトコンドリアを増やしてエネルギー供給量を増やすことが必要

と言うことになります

※インターバルトレーニングとは

インターバルトレーニング: interval training)とは、不完全回復を挟みながら運動(中強度〜高強度)を繰り返すトレーニング方法。元々は陸上競技中長距離においてスピードを持続する能力向上のために開発された方法である。その後、様々なスポーツにおいてトレーニングに応用されるようになった。効果は非常に高いが、疲労度が高く体にかなりの負担がかかるので、その準備段階として十分に運動器群のコンディション及び有酸素機能を高めたのちに行うことが望ましい。逆に言えば筋肉関節などの運動器に異常があるーー例えば筋肉が慢性的に痛い。あるいは3時間程度の持続走が習慣的(週3回程度)に実施できない、という体調であれば、インターバルトレーニングの実施は問題が生じるか、効果が得られない可能性が高い。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

関連記事

  1. 公園と若者の運動不足の関係??

  2. 医療機関サイトで患者体験談や手記の掲載禁止へ

  3. 五十肩の値段

  4. ええ!くっついちゃった(^^) バレリーナのO脚矯正

  5. 試合当日の食事の取り方

  6. 熱中症にお盆休みはありません

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。