スポーツ中にあと一歩ボールに届かなかったり、届いてもバランスが崩れてしまい次のプレーに早く移れない場面に遭遇することがあります。
股関節の使い方が変わるだけ劇的に変化することを知っていますか?
方法は『股関節を深く曲げる時に股関節を外転外旋(外に開き外に捻る動き)をする 』
股関節は骨盤と大腿骨の関節ですが、深く曲げる時は骨の形的に外転外旋に適しています。逆に内転内旋してしまうと骨同士がぶつかり合ってそれ以上動かなくなってしまいます。
あと一歩届かなかったり、届いてもバランスが崩れてしまい次のプレーに早く移れないプレーヤーの多くは股関節を深く曲げる時に逆の内転内旋の動きをしていることが多いです。この動きは深く屈曲できないので10cm以上リーチが短くなってしまいますし、それを補うために上半身が前にのめり込むようになってしまうので踏み込んだ方の脚で体重を支えきれずに反対の足が前に出てしまいます。こうなると余計に出た脚を戻すアクションも必要になり結果、プレーに無駄が出てきます。
そんな簡単なことが出来ないのと思われるかもしれませんが、けして簡単のことではありません。
最低でも股関節と膝関節と足関節が協調して動かないと出来ない動きなんです。
股関節が硬いことと関係あるのか?
『股関節が硬くて』と言う相談や話をクライアントからよく聞きますが、本当に股関節が硬くなっている人は非常に少ないです。もちろん柔軟性は必要ですが、ヨガやクラシックバレイのようになる必要はありません。本人が硬いと思っているのは、動かし方の間違いによって関節を動けない方向に動かしているからです。
どこまで股関節は動けばいいのか?
『両股関節で90度まで、和式トイレを楽にまたげるくらい』です。ってこの座り方ですよ(笑)
この姿勢をすると後ろに転んでしまう方が多いですが、これは股関節や足関節が硬くてできないわけではなく、通常行うはずの股関節と膝関節の運動協調性が悪いから出来ないんです。足関節はほとんど曲げなくても和式トイレまたぎは出来るのが本来の動きです。
これは股関節屈曲外転外旋+膝関節屈曲内旋が同時に起きていることで可能になります。
どうやると早く改善できるのか?
順番で言うと
① 当店のような改善できるトレーナーのいるお店に通う
1回から数回で改善しますが、1時間6000円程度の費用が掛かります
② リアライン商品等の矯正が可能なトレーニング機器を買い自宅で運動する
1ヶ月程度で改善しますが、トレーナーが変えてくれるようには改善しませんし、機器が高価な為にかなりの費用がかかります。
③ インターネットなどで運動の仕方を見つけて自分でやってみる
数ヶ月で奇跡的に改善することもありますが、多くは何年やっても改善しません。
貴方ならどれを選択しますか?